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TOPIK読解の出題タイプを過去問20回分で数えた — どこに配点が偏っているか

結論から:TOPIKの読解は見た目より予測できます。公式過去問20回分の読解問題をすべてタイプ分類して配点を数えたところ、TOPIK Iではたった2つのタイプで読解100点中63点を占めていました(内容一致と語彙補充)。しかも問題番号ごとのタイプが安定していて、31〜33番は分析した10回すべてで同じタイプでした。何が来るか分かっていれば、何を練習すべきかも決まります。

この記事は他のガイドの要約ではなく、私たち自身が数えた集計です。以下、方法・実数・そこから読み取れる学習順序の順に示します。

分析した範囲

項目 TOPIK I 読解 TOPIK II 読解
回数 公式過去問 10回分 公式過去問 10回分
問題数 400問(毎回40問すべて) 478問
集計配点 1,000点(毎回100点満点) 956点(1回あたり95.6点)
問題番号 31〜70番 1〜50番(42・43番を除く)

先に断っておくべき点が2つあります。第一に、TOPIK Iは10回分の読解全問をカバーしています——合計がちょうど1,000点(100点×10回)になるのが完全性の証拠です。第二に、TOPIK IIは完全ではありません。42・43番が全回で欠けており、1回分は23・24番も欠けています。したがってTOPIK IIの比率は「集計できた956点の中での割合」であり、公式の出題構成そのものではありません。欠けている2問は1回あたり約4点に相当します。

タイプ分類は各問題の設問文と選択肢の実物から行いました。たとえば「무엇에 대한 이야기입니까?(何についての話ですか)」は主題選択、「( )에 들어갈 가장 알맞은 것을 고르십시오(かっこに入る最も適切なものを選びなさい)」は選択肢の中身によって語彙補充か文法補充に分かれます。

TOPIK I 読解:100点がどこにあるか

出題タイプ 何を問うか 1回あたり配点 比率
内容一致 本文と合う/合わない選択肢はどれか 38.7点 38.7%
語彙補充 かっこに入る単語を選ぶ 24.7点 24.7%
中心となる考え 筆者が言いたいことは何か 9.9点 9.9%
文法補充 かっこに入る助詞・語尾を選ぶ 7.8点 7.8%
主題選択 この文章は何についてか(一語で) 6.4点 6.4%
順序並べ替え (가)(나)(다)(라)を正しい順に並べる 6.0点 6.0%
推論 本文から分かることは何か 3.9点 3.9%
執筆目的 なぜこの文章を書いたか 2.0点 2.0%
文の挿入位置 与えられた文が入る場所はどこか 0.6点 0.6%

見出しの数字をもう一度:内容一致+語彙で100点中63.4点。残り全部(中心となる考え・文法・並べ替え・推論・目的)を足しても37点に届きません。

ここから導かれる結論は身も蓋もありません。TOPIK Iの2級(聞き取りと合わせて140点以上)を狙うなら、9タイプすべてを得意にする必要はない。2つを確実にすればいい——そしてその2つは、いずれも語彙量が直接効くタイプです。この級の内容一致問題は推理パズルではなく、知らない単語に当たった時点で落ちる問題です。

TOPIK I:何番が何を問うか

多くの学習ガイドが飛ばす部分です。10回分でブロックごとの安定度を見ます。

問題番号 タイプ 10回中の安定度
31〜33 主題選択(一語) 10/10 — 毎回
34〜39 語彙・文法補充 6〜10/10(34番が最も変動)
40〜45 内容一致 10/10 — 毎回
46〜48 中心となる考え 10/10 — 毎回
49〜56 長文セット(混合) 50〜100%
57〜58 順序並べ替え 10/10 — 毎回
59〜70 長文セット(混合) 50〜100%
63 執筆目的 10/10 — 毎回
70 推論 9/10

この表は時間配分表として読んでください。31〜33番と40〜48番は、10回分すべてで一度もタイプが変わらなかった12問です。ここは反射的に解けるまで練習できる範囲。混合ブロック(49〜56、59〜70)は1つの文章に2問がぶら下がるセット問題で、2問目のタイプは文章の内容によって変わります。

実践的には、試験直前で時間がないなら31〜33番(主題選択)と40〜48番(内容一致+中心となる考え)から。形式が100%読めるうえ、この範囲だけで読解のおよそ半分の配点があります。

TOPIK II 読解:配点がずっと分散している

出題タイプ 1回あたり配点 集計配点中の比率
内容一致 20.2点 21.1%
語彙補充 16.2点 16.9%
中心となる考え 12.6点 13.2%
文法補充 11.8点 12.3%
順序並べ替え 9.6点 10.0%
文章の種類(広告等) 4.8点 5.0%
主題選択 4.6点 4.8%
新聞見出しの解釈 4.2点 4.4%
筆者の態度 4.0点 4.2%
文の挿入位置 3.8点 4.0%
執筆目的 2.0点 2.1%
推論 1.8点 1.9%

TOPIK IIは配点がはるかに均等に散っています。上位2タイプの合計は約96点中36点で、TOPIK Iの100点中63点とは別物です。これが両試験の本当の難易度差——単に語彙が難しくなるのではなく、できなければならない技能の種類が増える。TOPIK Iは2つ得意なら通りますが、TOPIK IIは技能の偏りをそのまま失点にします。

TOPIK IIにしかなく、つまずきやすいタイプが4つあります。

TOPIK II:何番が何を問うか

問題番号 タイプ 安定度
1〜2 文法補充 9/10
3〜4 語彙(類義表現) 6/10
5〜8 文章の種類 5/10
9〜12 内容一致 7〜10/10
13〜15 順序並べ替え 10/10 — 毎回
16〜18 語彙補充 6/10
21〜22 語彙+中心となる考え 7〜9/10
23 筆者の態度 9/9 — 毎回
25〜27 新聞見出しの解釈 7/10
32〜34 内容一致 10/10 — 毎回
35〜38 中心となる考え 10/10 — 毎回
39〜41 文の挿入位置 5/10
47 内容一致 10/10 — 毎回
48 執筆目的 10/10 — 毎回
50 筆者の態度 7/10

後半(32〜41、47〜48)はTOPIK II読解で最も予測しやすい区間で、同時に文章が最も長くなる区間でもあります。ここは時間を計って練習してください。この範囲で失点する主因は実力ではなく時間切れです。

この数字から言える学習順序

私たち自身の集計から導ける結論は3つです。

1. 語彙が先、しかも僅差ではない。 TOPIK Iでは語彙補充が直接24.7点。さらに最大項目の内容一致38.7点も、本文の単語を知っているかでほぼ決まります。文法は7.8点です。単語500語の段階で文法書から始めるのは、8%を磨いていることになります。

2. 「回」ではなく「番号」で練習する。 番号ごとにタイプが安定しているので、1回分を最初から最後まで解くより、10回分の40〜48番だけをまとめて解くほうが同じ時間で同じ技能を何度も反復できます。

3. TOPIK IIは意識して幅を作る。 新聞見出し・文の挿入・筆者の態度の3つで1回あたり12点。どれも語彙を積んでいるうちに自然に身につくものではないので、別枠で練習時間を取ってください。

私たちのアプリは1番目の結論に沿って作りました。TOPIK Noteは7,000語以上を五十音順ではなく過去問での出現頻度順に並べています——同じ過去問での集計で、頻度上位1,000語がTOPIK I読解本文の98.6%をカバーしていました(詳しいデータはこちら)——そして過去問21回分・870問以上の読解問題を日本語解説付きで収録しています。この記事の元データがまさにそれです。

よくある質問(FAQ)

QTOPIK読解で最も配点が大きい出題タイプは?

内容一致(本文と合う/合わない選択肢を選ぶ問題)です。TOPIK I の過去問10回分では1回あたり平均38.7点、読解の38.7%を占めました。TOPIK IIでは平均20.2点、集計配点の約21%です。

QTOPIKの問題番号は毎回同じタイプですか?

多くはそうです。TOPIK Iでは31〜33番(主題選択)、40〜45番(内容一致)、46〜48番(中心となる考え)、57〜58番(順序並べ替え)、63番(執筆目的)が分析した10回すべてで同一でした。TOPIK IIでは13〜15、32〜34、35〜38、47、48番が完全に安定しています。長文セットの問題は文章内容に左右されるため変動します。

QTOPIK読解は何問ありますか?

TOPIK I 読解は40問(31〜70番)で100点満点。TOPIK II 読解は50問(1〜50番)で同じく100点満点です。今回のTOPIK IIデータは1回あたり48問をカバーしています。

Q単語と文法、どちらを先にやるべき?

少なくともTOPIK Iについては、データは単語と言っています。語彙補充が1回24.7点に対し文法補充は7.8点、さらに最大項目の内容一致(38.7点)も語彙で決まる部分が大きいためです。文法の比重はTOPIK IIで上がります(11.8点)。

Q公式の過去問はどこで手に入りますか?

TOPIK公式サイト(topik.go.kr)が一部の過去問を公開しています。アプリで解く利点は、解説が付くことと、どのタイプを落としやすいかが記録に残ることです。

Qこの分析は誰が行いましたか?

TOPIK Noteチームです。公式過去問から私たち自身がタイプ分類を行い、上の集計はその分類から再現できます。アプリの単語データは韓国国立国語院の公式辞典(krdict、CC BY-SA 2.0 KR)を使用しています。


TOPIK Note チームによる記事です。ここで触れたアプリの1つは私たちが作っているものなので最後の段落はそのつもりで読んでいただくとして、上の集計はすべて公式過去問から出したもので、お手元の過去問で検算できます。