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韓国の食堂で困らない会話:入店・注文・会計で聞かれること

料理名と「주세요」は覚えたのに、店員から質問された途端、言葉が出なくなったことはありませんか。食堂では、食べたい物のほかに、人数や食べる場所、注文方法についてもやり取りします。準備するときも、自分のせりふだけでなく、相手の質問と自分の返答をセットで覚えてみましょう。

この記事では、二人で食堂に入り、注文して会計するまでをたどります。会話は学習用に作成した例です。どの店でも同じ質問や接客の流れになるわけではありません。

入店:「몇 분이세요?」は時間を聞いているのではありません

友人と食堂に入ると、店員が尋ねます。

직원: 안녕하세요. 몇 분이세요?
손님: 두 명이에요.
직원: 예약하셨어요?
손님: 아니요. 예약은 안 했어요. 지금 자리 있나요?

意味: 店員「こんにちは。何名様ですか?」客「二人です」店員「ご予約はされていますか?」客「いいえ、予約はしていません。今、席はありますか?」

ここでの분は、人を丁寧に数える言葉です。何分滞在するかではなく、一緒に食事をする人数を聞いています。一人なら「한 명이에요」、友人と二人なら「두 명이에요」と答えられます。自分を含む人数を答えるとき、店員の「분」をそのまま使う必要はありません。

予約済みなら「네, 미나 이름으로 예약했어요(はい、ミナの名前で予約しました)」と予約名を伝えます。予約していない場合も「지금 자리 있나요?」を添えると、希望が伝わります。空席が見えても、先に案内を受ければ予約席かどうか確認できます。

注文:長い文より、料理と数をはっきり伝える

客がメニューの料理を指しながら店員に注文する学習用イラスト
メニューを指して、料理と数を一緒に伝えましょう。「이 비빔밥 두 개 주세요.(このビビンバを二つください)」

メニューのビビンバを指して注文する場面です。

손님: 저기요. 주문할게요.
직원: 네, 말씀하세요.
손님: 이 비빔밥 두 개 주세요.
직원: 비빔밥 두 개 맞나요?
손님: 네, 맞아요.

意味: 客「すみません。注文します」店員「はい、どうぞ」客「このビビンバを二つください」店員「ビビンバ二つでよろしいですか?」客「はい、そうです」

店員が料理名と数を繰り返したら、注文内容を確認しています。二人で来ても同じ料理を二つ頼むとは限らないので、人数と注文数は別に聞き取ります。違っていたら「아니요, 비빔밥 한 개하고 국수 한 개요(いいえ、ビビンバ一つと麺料理一つです)」のように、正しい注文を伝え直してください。

メニューの「2인분」は「二人前」で、인분は料理の分量を数える単位です。人数を答える「두 명」と、注文量を示す「2인분」は役割が違います。最低注文量があるかはメニューや店員に確認しましょう。

材料は「이 음식에 고기가 들어가요?(この料理に肉は入っていますか?)」、変更の可否は「고기를 빼고 만들 수 있나요?(肉を抜いて作れますか?)」と聞けます。ただし、お願いできることと実際に対応できることは別です。食材に制限がある場合は具体名を伝え、返答を確認してください。特にアレルギーがある場合、「抜いてください」と伝えるだけで安全が確認できるわけではありません。

「드시고 가세요?」には、どこで食べるかを答える

左は店内で食事をする人、右は持ち帰りの料理を受け取る人
左・店内で食べる
「여기서 먹을게요.」
ここで食べます。
右・持ち帰る
「포장해 주세요.」
持ち帰りにしてください。

持ち帰りにも対応する店で注文しました。

직원: 드시고 가세요?
손님: 네, 여기서 먹을게요.

意味: 店員「店内で召し上がりますか?」客「はい、ここで食べます」

「드시다」は「먹다(食べる)」の尊敬語です。この店で食べるかを聞いているので、持ち帰りたいなら「포장해 주세요」と答えます。

質問の形が変わることもあります。

직원: 포장이세요?
손님: 아니요, 여기서 먹을게요.

意味: 店員「お持ち帰りですか?」客「いいえ、ここで食べます」

どちらの客も店内で食べますが、最初は「네」、次は「아니요」と答えています。聞き取りに自信がないときは「네」だけで済ませず、**「여기서 먹을게요」か「포장해 주세요」**で希望を直接伝えると明確です。

注文方法とセルフサービスは、その店で確認する

店員に注文する店も、テーブルの画面やキオスクで注文する店もあります。初めての機器なら「이걸로 주문하면 되나요?(これで注文すればいいですか?)」と確認できます。入力後に決済まで済んだか分からなければ「결제도 된 건가요?(支払いも済んだのですか?)」と尋ねましょう。

呼び出しベルがある席では、表示を確認して使います。店員に声をかけるときは「저기요(すみません)」から必要な用件を続けられます。どの店でも特定の呼び名を使う必要がある、と考えなくて大丈夫です。

「물은 셀프예요」は、水を自分で取りに行くという案内です。場所が分からなければ「물은 어디에 있어요?(水はどこにありますか?)」と聞きます。水がセルフだからといって、おかずなどもすべて自分で取ってよいとは限りません。何が対象なのか、表示や質問で確認しましょう。

会計:場所と支払い方法を分けて聞く

食べ終わったものの、伝票を待つのか、レジに行くのか分かりません。

손님: 계산은 어디에서 하면 되나요?
직원: 입구 쪽에서 해 주세요.
손님: 네. 카드로 결제할 수 있나요?

意味: 客「会計はどこですればいいですか?」店員「入口のほうでお願いします」客「はい。カードで支払えますか?」

最初の質問は場所、次は方法の確認です。注文時に先払いする店なら「먼저 결제해 주세요(先にお支払いください)」と言われることもあります。「먼저」は料理を受け取る、または食べる前に支払うという順番を示します。

海外発行カードなら見せながら「이 카드로 결제할 수 있나요?(このカードで支払えますか?)」と聞けます。利用できるか確認する質問であり、すべてのカードが使えるという意味ではありません。金額が聞き取れなければ「금액을 보여 주실 수 있어요?(金額を見せていただけますか?)」と頼めます。

聞き取れないときは、必要な部分を聞き直す

全体を聞き逃したら「죄송하지만 한 번만 더 말씀해 주세요(すみませんが、もう一度お願いします)」、速ければ「조금 천천히 말씀해 주시겠어요?(もう少しゆっくり話していただけますか?)」と頼みます。一部分だけなら、そこだけ確認してもかまいません。

직원: 주문은 저쪽 키오스크에서 해 주세요.
손님: 저쪽에서 주문하면 되나요?
직원: 네, 맞아요.

意味: 店員「注文はあちらのキオスクでお願いします」客「あちらで注文すればいいですか?」店員「はい、そうです」

客は文全体を繰り返さず、場所と行動を確認しています。まだ不明なら「화면에서 보여 주실 수 있어요?(画面で見せていただけますか?)」と頼んだり、翻訳画面を見せたりして確認できます。

質問と返答をセットで復習する

聞こえた言葉 確認されていること 返答の例
몇 분이세요? 一緒に食べる人数 두 명이에요.(二人です)
예약하셨어요? 予約の有無 아니요. 지금 자리 있나요?(いいえ。今、席はありますか?)
두 개 맞나요? 注文数 네, 맞아요. / 아니요, 한 개요.(はい/いいえ、一つです)
드시고 가세요? 店内で食べるか 여기서 먹을게요.(ここで食べます)
포장이세요? 持ち帰りか 네, 포장해 주세요.(はい、持ち帰りにしてください)
먼저 결제해 주세요. 支払いの順番 네. 어디에서 하면 되나요?(はい。どこですればいいですか?)

練習: 友人と二人で来ました。予約はしていません。ビビンバ一つと麺料理一つを店内で食べたいとき、「몇 분이세요?」「예약하셨어요?」「포장이세요?」にどう答えますか?

答えの例は「두 명이에요」「아니요. 지금 자리 있나요?」「아니요, 여기서 먹을게요」です。最後を「네」にすると、持ち帰りに同意したように聞こえる場合があります。注文では料理名と数をそれぞれ伝えましょう。

よくある質問

Q長い韓国語が話せなくても注文できますか?

メニューを指して「이거 한 개 주세요(これを一つください)」から始められます。ただし、店員が確認する料理と数を聞き、違っていれば訂正しましょう。

Q「드시고 가세요?」に「먹어요」と答えてはいけませんか?

意味は伝えられますが、「여기서 먹을게요」のほうが場所と意思を明確に示せます。店員の尊敬語をまねて、自分の動作に「드시다」を使う必要はありません。

Q会計場所は韓国の食堂で共通ですか?

この記事では共通ルールを前提にしていません。店の表示や説明を確認し、分からなければ「계산은 어디에서 하면 되나요?」と聞いてみてください。

次の会話につなげる

食事中に新しく聞いた言葉を一つ選び、質問と自分の返答をセットで書いてみましょう。TOPIK Noteは韓国語学習サービスです。覚えた単語を読解につなげる方法では文の中で単語を理解する練習を、韓国語の道案内では場所と行動を聞き取る練習を続けられます。

表現の参考資料

KBS WORLDの韓国語学習・食堂でで人数確認や食堂の表現を、国立国語院オンライン相談の「분」の解説で人を丁寧に数える用法を確認しました。古い教材にある喫煙席などの運営例は、現在の店舗案内には用いていません。会話と練習は独自に作成しています。資料確認日:2026年10月23日。

本文の画像は学習場面を説明するAI生成イラストで、実在する食堂の写真ではありません。